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超音波による非破壊評価シンポジウムにて発表を行いました。2024/01/29

2024年1月23日(火)~24日(水)にわたり東京都立産業技術研究センター 青海本部にて開催された第31回超音波による非破壊評価シンポジウムにおいて、ジャパンプローブは液体中でのアレイプローブの移送による超音波イメージングの実験的検証、および送信時と受信時における超音波探触子の応答特性について発表を行いました。
本ページ下部の赤字リンクから本発表論文のダウンロードが可能です。

題:液体中でのアレイプローブの移送による超音波イメージングの実験的検証
共同研究:愛媛大学様、日本原子力研究開発機構様
概要:液体中の堆積物内の欠陥についてアレイプローブを用いた全波形サンプリング 処理(FSAP)により画像化した。
従来のFSAPでは振幅情報を用いていたが、新たに位相情報を用いて映像化した。
位相情報を用いることで平面方向における境界部の画像が振幅情報より鮮明になった。

出典:第31回超音波による非破壊評価シンポジウム講演 論文集;pp.7-8


題:送信時と受信時における超音波探触子の応答特性
概要:超音波探触子に矩形波や正弦波を印加したときに発生する超音波、超音波が探 触子に受信したときに発生する信号など送信特性と受信特性について調べた。
送信特性では送信時に発生するステップ応答を評価し、矩形波では立下りと立上り時の信号 変化時に超音波が2回送信されることを調べた。
また、矩形波の特性を利用した高分解能の超音波計測や任意周波数のみの超音波送信について述べた。

出典:第31回超音波による非破壊評価シンポジウム講演論文集;pp.81-86

 発表論文「液体中でのアレイプローブの移送による 超音波イメージングの実験的検証」

 発表論文「送信時と受信時における超音波探触子の応答特性」