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日本非破壊検査協会主催 超音波による非破壊評価シンポジウムにて発表を行いました。2017/01/31

1月26日、東京都立産業技術研究センター 青海本部にて開催された第24回超音波による非破壊評価シンポジウム(日本非破壊検査協会主催)において、弊社は以下のテーマについて発表を行いました。

① 題:低周波アレイ探触子によるコンクリート中の上端・下端筋の同時映像化
  概要:50[kHz]の低周波アレイ探触子を用いて、コンクリート内の鉄筋を画像化した。
  画像化にはFSAP(全波形サンプリング処理)を用い、深さ800[mm]のコンクリート内の表面付近、裏面付近にある鉄筋や電線管を画像化した。

② 題:空中超音波を用いた片面非接触厚さ計測
  概要:空中超音波による共振法を用いて、試験体の厚さを非接触で計測した。鋼、アクリル試験体の厚さを計測し、それぞれの厚さを非接触で計測した。
  周波数を変えることで異なる厚さの試験体を計測し、厚さ3[mm]の鋼板を非接触で計測した。

③ 題:音響レンズ型集束超音波探触子の焦点位置および評価
  概要:音響レンズによる集束超音波探触子の焦点位置についてシミュレーションによる設計を行い、焦点位置の評価について発表した。
  焦点位置は周波数により変化する場合があるが、JISでは正しく周波数を評価できないため時間差による評価法を提案した。

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