2021年1月29日(金)にオンライン開催された超音波研究会において、ジャパンプローブは「超音波伝搬に伴い発生するエッジ波の発生と振幅変動についての検討」ならびに「曲げ感知フレキシブル基板を用いたフレキシブルアレイプローブの曲率計測」について発表を行いました。
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出典:電子情報通信学会技術研究報告 超音波 US2020-61 pp.21-25 copyright(c)2021 IEICE
同 pp.15-20 copyright(c)2021 IEICE
発表① 超音波伝搬に伴い発生するエッジ波の発生と振幅変動についての検討
概要:探触子から送信される超音波のエッジ波が送信時1回のみ発生しているか、伝
搬中に発生し続けているか調べた。平面音源と点音源を比較し、エッジ波は伝搬中常
に発生していた。また、パルス波の探触子中心軸上の振幅変動についてエッジ波の重
なりから解析した。
発表② 曲げ感知フレキシブル基板を用いたフレキシブルアレイプローブの曲率計測
概要:フレキシブルアレイプローブの曲率計測を曲げ感知フレキシブル基板を用いて
行った。曲率と曲げ感知フレキシブル基板の出力電圧を調べ、凸面と凹面で極性が反
転し、曲率が小さいほど出力電圧が高くなった。曲率と出力電圧の関係は反比例と
なった。画像化時の誤差を曲率半径の誤差から検討した。
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