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航空機主翼コーナー部 (CFRP)

航空機主翼(CFRP)のコーナー部を曲がる超音波アレイプローブで検査した例の紹介です。

従来の超音波アレイプローブ(以下 アレイプローブ)は、図1に示すようにステンレスやアルミニウムといった硬い筐体でできているため変形せず、検査部位にうまく当てることができず、検査は困難でした。

図2のように、曲げたり、撓み(たわみ)を持たせることが可能な可撓性を有するアレイプローブ「曲探」を用いることで、航空機主翼のコーナー部や狭小部、凹凸部の検査が実現可能となります。 

図3は、航空機主翼(CFRP)コーナー部やヘリコプターロータ(羽根)先端部、航空機部材のメンテナンスの様子です。

曲がるアレイプローブ「曲探」は、広帯域かつ高感度の超音波検査を実現します。その結果、表面直下に存在する欠陥、近接欠陥、および超音波減衰の大きい炭素繊維強化プラスチック(CFRP)、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)、アルミダイキャスト、溶接部などにも適用が可能です。

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