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技術紹介詳細

被検体の表面凹凸や溶接ビード面からの探傷が可能な超音波ソフトプローブの耐久性2003/09/01

被検体の表面の凹凸溶接ビード面隅肉溶接部からの探傷が可能な超音波プローブとして、ソフトプローブを開発しました。

ソフトプローブは、探傷面が柔軟なプローブなので、凹凸面に密着し安定した探傷、測定が可能です。
曲率のある比較的薄い範囲を高感度で探傷・測定することできます。

ソフトプローブは構造上、振動子に柔軟性を持たせているため過度な荷重を加えると接合部が破損して寿命が短くなる可能性があります。プローブに加える荷重はおよそ 0.3~0.5Kgf 程度となり、この場合のソフトプローブの耐久性は下記の図1のとおりとなります。

耐久性テストの結果、図2のとおり、5万回、10万回とも波形に変化は見られず、ソフトプローブの耐久性が示されています。