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世界初!3次元曲率の被検体にも自在にフィットする フレキシブルマトリクスアレイプローブ 「蛸探(たこたん)」を開発2017/02/01

超音波検査・計測ソリューション事業を手掛けるジャパンプローブ株式会社(本社:横浜市、代表取締役社長 小倉幸夫、Tel:045-242-0531、以下 ジャパンプローブ)は、様々な形状に超音波検査を実現した 柔軟性のある超音波探触子のソフトプローブ「柔探(じゅうたん)」、フレキシブルアレイプローブ「曲探(きょくたん)」を販売し
ご好評をいただいております。

蛸探は以下を実現しました。
1) 平面、曲面、凹凸、3次元曲率のある被検体への超音波検査が可能。
2) 結果を波形、平面画像、断面画像で表示することが可能。
3) 「蛸探」1台で複数の形状の被検体の検査が可能、高いコストパフォーマンスを実現。

・「蛸探」の用途
蛸探は自動車の車体・部品検査、航空機体の検査で実用化が検討されています。医療分野では頸動脈の血栓、乳癌の検査、踵や膝の検査などの活用が期待されています。
また、航空宇宙、自動車、発電・化学プラント、道路・橋梁、医療など多種多様な方面での活用が可能です。

・「蛸探」販売開始
3次元曲率の被検体にも自在にフィットするフレキシブルマトリクスアレイプローブ「蛸探」を開発し、2017年2月1日から販売開始致します。

「蛸探」についてのお問い合わせはこちらから


販売名:フレキシブルマトリクスアレイプローブ「蛸探」
用途に合わせて周波数は5~10MHz、チャンネル数は16~64CH
販売価格:チャンネル数64CH 定価80万円(税別)





・「蛸探」についての記事が日刊工業新聞(株式会社 日刊工業新聞社) 1月23日号 第9面に掲載されました。

用語の説明
1)ソフトプローブ:探傷面が柔軟な素材でできたプローブ。被検体が粗表面や凹凸部であっても追従するため検査部位の研磨等が不要で直接接触で検査が可能。
2)フレキシブルアレイプローブ:曲げ、撓み(たわみ)を持たすことができる可撓性があるアレイプローブ。
  多数の振動素子をまとめて制御できるため高速な検査が可能。
3)コンポジット振動子:セラミックスに溝を加工し樹脂を充満させ柔軟性を持たせた振動子。
4)整合層:超音波を効率よく送受信できるようにした層。
5)ダンパー材:送信した超音波の波数を少なくし、広帯域にするために発信した超音波を吸収する材料。