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ニュース詳細

超音波研究会にて発表を行いました。2020/02/07

2020年1月22日(水)~23日(木)に同志社大学室町キャンパスで開催された超音波研究会において、ジャパンプローブは「媒質ごとのエッジ波発生量の違いと減衰の評価」ならびに「集束超音波探触子の焦点位置評価とエッジ波による焦点位置変動」について発表を行いました。
ページ下部の赤字リンクから本発表論文のPDFファイルのダウンロードが可能です。
出典:電子情報通信学会技術研究報告 超音波 US-2019-96 Vol.119 No.374 pp.143-148(2020)  copyright©2020 IEICE
   同 pp.149-154(2020)  copyright©2020 IEICE

発表①
題:媒質ごとのエッジ波発生量の違いと減衰の評価
概要:超音波の指向性を決定するエッジ波の発生量が媒質ごとに異なることを発表した。水やポリスチレンはエッジ波の発生量が多いが、空気はほとんど発生せず、空中は超音波が直進しやすい。また減衰の評価も行い、空気、水は減衰が少ないことを述べた。これらの結果より現状のベッセル関数による指向性は現実にはほとんど当てはまらないことを確かめた。

発表②
題:集束超音波探触子の焦点位置評価とエッジ波による焦点位置変動
概要:音響レンズ型集束超音波探触子の焦点位置が直接波とエッジ波の影響度により変動することを述べた。直接波が最大となる焦点FD、エッジ波が最大となる焦点FEの間に実際の焦点が発生することを調べ、実際の焦点は直接波とエッジ波の影響度によりFDとFEの間で変動する。エッジ波の影響度は開口角により変化した。

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 発表原稿「媒質ごとのエッジ波発生量の違いと減衰の評価」

 発表原稿「集束超音波探触子の焦点位置評価とエッジ波による焦点位置変動」