「曲探」の曲げ耐久テスト
曲がるアレイプローブ「曲探」の耐久性テストを実施しました。
「曲探」は今までにない表面直下の欠陥検出が可能な曲がる超音波アレイプローブです。航空機主翼やプラント配管、溶接部、複合材料、アルミダイキャストなど様々な材料への適応が期待されています。そのため今回は「曲探」を曲げて、その耐久性をテストいたしました。
曲げ耐久テストの回数は30,000回。これにより「曲探」の外観や波形、感度の異常の有無をテストしています。
曲げ耐久テストの結果、「曲探」の外観、波形、感度に異常は見られませんでした。テスト方法、結果は下記のとおりです。
・試験品:
「曲探」5MHz、32ch
・測 定 :
曲げ耐久試験器に凸R30mmのアクリル樹脂をセットし、「曲探」を荷重1.5kgfで同樹脂に押しつけ曲げ動作を3万回実施。
図1.曲げ耐久テストの様子
図2.「曲探」耐久テスト前波形 図3.「曲探」耐久テスト後波形
・結 果:
表1.「曲探」曲げ耐久テスト結果(荷重1.5kgf押当て30,000回)
「曲探」のソリューション事例は下記よりご覧いただけます。
・炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の検査
・溶接ビード部の検査