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超音波伝搬シミュレータ・SWAN21

超音波伝搬シミュレータSWAN21は、シミュレーションにより実験条件確認や探触子設計を支援するツールです。

■特長:
・簡単操作
 直感的なGUI(Graphical User Interface)により、導入した日からすぐにシミュレーションができます。
・開発コスト削減
 実験条件や超音波探触子の仕様を事前検証することができ、研究・開発期間を大幅に短縮可能です。
・高速計算
 GPU、CPU複数コアでの並列計算により高速計算を実現しました。
 数秒から10分程度でシミュレーションが完了します。

■用途:
・縦波(P波)、横波SV波、横波SH波、ガイド波、表面波の伝搬解析
・水中、空中超音波など流体の超音波伝搬解析
・反射、屈折、回折、直接波、エッジ波などの超音波伝搬現象解析
・垂直、斜角探傷における超音波伝搬解析
・V透過法、タンデム法、TOFD法など各種手法の超音波伝搬解析
・アレイ探触子の評価
・集束超音波解析と焦点評価、など
また、受信波形データを取得可能です。

■ご購入:
期間ライセンス方式 1ヶ月 / 3ヶ月 / 6ヶ月 / 12ヶ月
CPU版、GPU版※から選択可能です。
(※専用PCが必要)

■ライセンス認証方式:
ネットワークライセンス(CPU版)/ USBキー(GPU版)

■デモ:
弊社にて随時対応中、Microsoft Teamsによる操作体感も可能 申し込みはこちらから

■カタログのダウンロードはこちらから

■操作例:
下記動画はモデル作成からシミュレーション開始までの一連の流れです。
例として鋼の斜角探傷モデルを作成します。
斜角探触子は下図のように測定対象の上に探触子を配置し、超音波を斜めに入射させます。
横穴で超音波が反射し、探触子で反射波を受信します。


■活用事例・ガイド波計測時の空中超音波探触子と試験体の配置条件:
配管減肉調査や溶接部探傷にガイド波を用いる際の実験条件確認を行います。
漏洩ガイド波と空中伝搬超音波が混じらない探触子と試験体の配置(d、h)を検証します。


■解析ソルバ:
本ソフトウェアは動弾性有限積分法(Elastodynamic Finite Integration Technique)を用いて
応力、速度、変位を計算しています。
入力は応力と速度、出力は応力、速度、変位が可能。デフォルトでは応力入力、変位出力です。
 ※愛媛大学 中畑和之教授らが提案している数値解析手法です。

■お問合わせ・アフターフォロー:
こちらよりお問合わせください。
シミュレーションしたい対象や材料、試験・研究の目的などをお知らせいただきますようお願いいたします。

■開発元:イーコンピュート株式会社(東工大発ベンチャー第24号)

■販売元(開発協力):ジャパンプローブ株式会社


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